多少手が湿っているくらいでは生活に支障ないですが、水滴になるくらいの手汗に悩む人は日本人だと200人に1人の割合でいるそうです。
恋人と手をつなぐことができない、職場マナーやタブレット、スマホが反応しないとなれば、重症かもしれません。
でも、手に異常な汗を掻くのは交感神経の乱れというところまで判明しているので、病院での治療法があるんですよ。
多汗症の症状にはプロ・バンサインという日本で唯一認可されてる処方薬があり、元々は胃薬として開発されてますが、のちに汗を抑える効果が認められ、服用1時間後から5時間程度の効果を発揮。
ただ、薬には必ず副作用があり、こちらは手汗のみならず全身の汗が出にくくなることに加え、唾液や尿も出にくくなるため口の中は特に乾きやすくなります。
漢方は1人1人の症状に細かく合わせて穏やかに作用するため、神経系、むくみ、ストレスなど総合的にケアできるのが魅力。
また、ダイレクトに薬品を手に塗って手汗のみ抑えることも可能です。
デオドラント剤に配合されている塩化アルミニウムを刷り込むと、物理的に汗腺をふさぐことができるので、たかが手汗と思わず一度受診してみてはいかがでしょう。